罫(罫線) line/rule/rule border
活版印刷では、文字・記号の活字に対し、罫、罫線の活字はインテル類とともに際立って特徴があった。オフセット印刷では文字・記号・絵柄等の情報の一つとして普通に処理される。ワープロ等では、単に線として扱われ、罫、罫線という言い方は少なくなってきている。
軽印刷製本
軽印刷による刷り本を製本すること。軽印刷は謄写版・タイプ印刷を指したが、現在は一般のオフセット印刷のうち、比較的小型の印刷機を使っているという程度の意味。小ロット、短納期が多いため、折りを省略できるペラ丁を製本加工することが主力となる。
ケイ折り
ナイフ折りと同意。
慶長勅版
1593年、豊臣秀吉が移入した朝鮮活字や印刷器具により刊行された「孫子」「資治通鑑」「十八史略」など。
罫引き ruling
帳簿用紙やノート用紙に罫を引くこと。
罫下(けした) foot/lower bottom/tail margin/tail edge
ページの上下の余白のうち、下側の余白。地ともいう。
罫下合わせ tumble head
面付けのパターンの一つ。罫下と罫下が向き合うようになっている。頭合わせのパターンと逆の向き合わせ。
化粧材料 fancy or dressing material
製本に外観美をあたえ、同時に保存に役立つように用いられる材料。中身に用いられる化粧材料には箔・染料・ヘッドバンドなどがあり、外装用にはパラフィン紙・合成樹脂シート・セロハン紙・帯紙などがある。
化粧断ち trimming
印刷物や本の中身を仕上げ寸法どうりに正確に断裁すること。
外題(外題貼り)
和装本の表紙の左上あるいは中央に書名を直接書くか、短冊に書いたり印刷して貼りつける。これを貼り外題という。印刷せずに直接書いたものを書き外題とも言う。外題の事を「題簽(だいせん)」「題簽貼り」ともいう。
桁線 unit line
帳簿の金縁欄等に用いられる数字のケタを示す線。
結束 bundling
簡易包装や完全包装しない雑誌類を、30cm程度の高さにまとめて紐等で結わえること。
減感(減感インキ・減感チェッカー・チョーク)
ノーカーボン紙の発色防止のために無色透明の耐減感インキを使用して印刷し、不必要な発色をとめる。
原紙寸法 untrimmed size of paper
紙の寸法を参照。
献上本
特定の人に贈呈するための特製製本。
原寸
写真やイラストなどの印刷の原稿が、印刷する大きさと同一のこと。縮小・拡大がされないそのままの状態版下やフィルム寸法どおりのこと。
検品 quality check
目合わせ、手丁合い作業において、折り不良、混入、汚れ、破れ、貼り不良などを調べる作業。不良品の発見・摘出すること。
原本 original
重版に備えて出版社が保管する本を言う。また訂正原本とも言う。印刷所及び製本所に備えておく原本を印刷原本、製本原本という。