膠 animal glue
天然系接着剤。原料は哺乳動物の生皮・乾燥皮・塩漬皮・動物の骨等。これらの皮や骨の中にあるコラーゲンとよばれる蛋白質を加水分解(水煮)して膠は摘出される。
にじ色紙
数色を染め分けた色紙。
錦絵 brocade print
多色刷りの浮世絵版画のこと。江戸時代の春章・清長・歌麿・写楽・豊国・北斎・広重・国芳などの絵が錦絵として有名。江戸絵・東絵(あずまえ)ともいう。
ニス引き varnising
印刷の表面に光沢を与えるとともに印刷面を保護するために塗膜を形成する加工。つやニスをべた塗りするオーバープリント(オフセットか凸版)とビニール引き(ローラーコートかグラビア印刷機でビニール系樹脂を塗布する)がある。
二丁掛け
面掛けと同じ。
二丁製本 two-up printed books
二つ面付けされたもの(2丁付け)を1枚の折丁として無線綴じ・中綴じ等を行い、化粧断ちの段階で二つに断裁して同時に2冊の製本が出来る方法。上製本では丁合したあと、いったん断ち割りして1冊ずつ表紙くるみする。手帳製本では、折り・丁合・糸カガリ・背固め・見返し貼り・背巻きまでを二丁で製本し、断ち割り機にて断ち割り、二冊の製本が出来る。3丁付け・4丁付けしたものは3丁製本・4丁製本ということになる。小サイズの書籍・CDの中綴じ豆本・アドレス帳・保険約款等で行われている。
入紙(にゅうし) insert/inset/pre-gathering
二つ折り・三つ折りの丁合を開いて別丁(別刷り)を指し込む作業のこと。
入紙掛け saddle gather
中とじ製本における丁合は、本の真ん中のページの台を一番下に,次いでその外側の台、さらにその外側の台と順々に積み重ねるようにしてページを揃える。最初のページと最終のページが積み重ねた折丁の一番上になり、さらにその外(上)に表紙がくる。折丁の中に折丁・ペラ丁が入紙されるように丁合いをとるので、中とじ製本における丁合は「入紙掛け」と表現される。